聞き手・石田貴子
精神科医の藤野智哉さんのもとには、「ママ友」やPTAなどでの人間関係に悩む人が多く訪れるといいます。新入学や進級で新たな人間関係が始まる春。LINEグループなどの保護者づきあいで悩む人への処方箋(せん)を聞きました。
――ママ友づきあいで悩む人は多いです。
まず、ママ友といってもいろんなバックグラウンドの人がいる。全員がそれを意識しないといけないでしょう。たとえば、日中にLINEを送れる人もいれば、返信できない人もいます。
ところで、どうしてつきあわないといけないと思うのですか。
――なんとなくLINEグループに入っていないといけない気がするとか、子ども同士が仲がいいから親も仲良くしないといけないとか。情報も交換したいです。
ママ友でなければ関わらなか…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル